FIATは、1899年にイタリア北部のトリノで誕生しました。これまでにたくさんの名車を生み出し、110年以上も世界中の人々に愛されているカーブランドです。
1936年に誕生した「500(チンクエチェント)」は、映画『ミッション:インポッシブル』や『グラン・ブルー』など主人公を引き立てる名脇役として数々の名画に登場し、人々とストーリーをつくる シンボルとして親しまれてきました。
2007年には3代目「500」がリリースされ、今の暮らしに寄り添う名車と言えます。今回GARAGEBOXが注目したのは、FIAT 500のユニークな外観と一体感のある内装です。
ニュアンスのあるカラーや質感を重視した素材選びなど、すごくセンスがいいんです。たとえばボタンからドアノブ、ディテールにいたるまで徹底して、古き良きデザインを採用しており、デザイナーの「残すべきものは残す」という意志が強く感じられます。
空間については過度に主張しすぎず、曲線が多い滑らかなパーツは大人が乗るのにふさわしい上品さがあります。丸いヘッドレストは見た目の良さはもちろん、後部座席の人が前を見るときにもあまり気になりません。
クルマの内装というのは、やすらぎが感じられるというだけでなく、居心地の良さと高揚感を両立していることが大切です。外と内の中間のような場所、FIAT 500はまさしくそんなインテリアになっているのではないでしょうか。
◼️基本情報◼️
年式:2012年
型式:フィアット500
走行距離:84,510km
排気量:1200cc
ボディカラー:色替えベージュ
乗車定員:4人
燃料:ガソリン
修復歴:なし
ボディサイズ:長さ354 cm幅162 cm高さ151cm
装備:社外カーナビ ETC
価格:950,000円(諸費用込み)