「ランドクルーザー プラド」は、1985年にランクル70系の乗用モデル「ランクルワゴン」がその前身にあたります。
その後、1990年に「プラド」という名前が付けられ、現在の「ランドクルーザー プラド」が誕生しました。
当時、国内マーケットを席捲していた三菱パジェロを強く意識して開発。3ドアと5ドア車である点、パジェロに似た仕様やフォルムで登場し、大きな話題になりました。
その頃を思い出すと、スキーをしに行った雪山で、スタックしているパジェロを横目に、プラドがサクッと登って行くという光景を何度も見たことがあります。
パジェロは2400ccのディーゼルターボ、プラドは3000ccのディーゼルターボだったと思うのですが、プラドの走破性は数字が表す通り、市場でもパジェロからプラドに乗り換える人が多かったと思います。
丈夫なボディと高い走破性を持つ「ランクルシリーズ」。それに加えて乗用車感覚で乗れて本格的なオフロードも走れる「ランドクルーザー プラド」。アクティブに山道を走ると、スペイン語で”大草原”というネーミングの由来もうなづけます。